ソニー銀行がファンド投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」をリリース

ソニー銀行がファンド投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」をリリース

2017年8月8日(火)にソニー銀行が日本の銀行では初めてとなる、ファンド投資型クラウドファンディングサイト「Sony Bank GATE」がリリースされました。

国内銀行初のワンストップサービス

銀行が案件の審査、ファンドの取扱・管理などを行うクラウドファンディングサイトは国内では初めてとなります。
メガバンク、地方銀行が購入型・ファンド投資型クラウドファンディングサイトと提携することは珍しくありませんが、ワンストップでサービスを運営するのはソニー銀行が国内で最初の銀行になります。

売上高に基づいて分配金を受け取る仕組み

今回の仕組みは事業投資型に分類されます。事業における会計期間中の売上高に基づいて、出資した金額に応じた分配金を受け取ることができます。

事業計画でシミュレーションされている売上高が達成できなければ、期待していたリターンを受け取ることができないのでよくファンド詳細ページを読みましょう。

特典でモノやサービスが受け取れる

ファンド投資型では投資金額に応じて、モノやサービスを受け取れる案件が多くあります。同じくファンド投資型の「セキュリテ」では、カニや割引チケットなどの特典が用意されている案件があります。
Sony Bank GATEの第1号案件では、20万円でIoTデバイス eRemote proが1台もらえるといった特典が付いています。

第1号案件は公開後すぐに1000万円を集める

ソニー銀行がファンド投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」をリリース第1号案件は株式会社リンク・ジャパンのスマートホームIoTデバイス eRemote pro事業化ファンド。1口50,000円から、合計200口、1,000万円をすぐに達成しました。

eRemote proをもらえる特典や年利8.013%といった利回りの高さ、これまでの販売実績、ソニー銀行の審査という安心感などもあって、公開後すぐに達成したと考えられます。

Sony Bank GATEで挑戦するには?

Sony Bank GATEで資金調達をしたいという方は、ソニー銀行株式会社宛に書類を郵送することで応募が可能です。オンライン上で送付することができないといった点や応募条件なども確認しておきましょう。

応募条件や対象法人は?

条件で特に注意するポイントは、

  • 投資家が共感しやすい事業
  • 資金調達額が1,000万円以上5億円未満
  • 3期以上の決算書の提出
  • ソニーグループ会社の出資関係にない
  • 資金調達手数料とファンド管理手数料が最大で合計6%かかる

といった部分です。スタートアップやBtoB事業(共感というポイントから)ではなかなか難しいかもしれません。

First Flightとの連携は?

ソニー株式会社では購入型クラウドファンディングサイトの「First Flight」を運営しており、ソニーグループで取り扱っている製品を掲載しています。

そしてソニー銀行はソニーファイナンシャルホールディングスの子会社にあたります。
Sony Bank GATEで審査及び公開していく案件は、ソニーグループ会社の出資関係にない法人が対象のため、この2つのサイトが連携していくことはなさそうです。販売チャネルの1つとしても活用できそうでしたが、難しいようです。

まとめ

ファンド投資型クラウドファンディングサイトは日本で徐々に増えてきており、投資で元本+金利、分配金というだけでなく、モノやサービスも受け取れる形はSony Bank Gateが掲げているコンセプトにマッチしているようにみえます。

なかなか案件の数を増やしていくのはいくつかの条件もあるため難しいかもしれませんが、今後の案件や展開は注目です。


参考ページ一覧
プレスリリース:投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」開始のお知らせ

ソニー銀行がファンド投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」をリリース