CAMPFIREが融資(レンディング)事業を開始。日本初の支援者による評価が軸となる融資を実現

CAMPFIREが融資(レンディング)事業を開始。日本初の支援者による評価が軸となる融資を実現

2017年7月28日(金)、株式会社CAMPFIREが貸金業の登録を行い、「CAMPFIREレンディング」のサービスをリリースしました。
※2017年6月30日に貸金業の登録がされています。(貸金業登録番号:東京都知事(1)第31656号)

購入型にとどまらないサービスへ

購入型クラウドファンディングだけではカバーできなかった部分。
例えば、

  • 支援が予想以上に集まって試算していたコストより大きな金額が必要になった。
  • 飲食店オープンに必要な資金調達をしたが、追加費用がかかることになった。
  • 補助金を想定してプロジェクトを実施したが、遅れて入金になることになった。

などプロジェクト実施後に起こる課題について、従来の購入型クラウドファンディングの仕組みでは対応できませんでした。

CAMPFIREレンディングではこうしたプロジェクト実施後の課題、そのお金についての悩みを解決できるようになります。

支援を評価軸にした与信モデル

CAMPFIREが融資(レンディング)事業を開始。日本初の支援者による評価が軸となる融資を実現
CAMPFIREレンディングの大きな特徴は、その与信モデルにあります。通常金融機関の融資を受ける際には、決算3期分や事業計画、担保などを用いて審査を行い、融資の可否や金額を決めています。

CAMPFIREレンディングでは、CAMPFIRE内で実施したプロジェクトの支援総額や支援者数を軸にしてスコアリング。そしてこれを与信材料の1つにして、審査を行っていくようです。将来はSNS情報、行動情報といったさまざまな要素も組み込まれたモデルが検討されています。

CAMPFIREで融資を受けるには?

CAMPFIREレンディングで融資を受ける条件は、

  • CAMPFIREでプロジェクトを実施して、資金調達している
  • CAMPFIREに会員登録していて法人格がある(2017年秋には個人も可能に)

といった2点が必要になります。CAMPFIREではAll or Nothing方式とAll-In方式の2つの資金調達方法がありますが、どちらでも資金調達ができていれば条件はクリアしていることになります。
※2つの方式の違い

  • All or Nothing方式:目標金額を達成できなかった場合、それまで集まっていた金額は受け取れない。
  • All-In方式:目標金額を達成していなくても、集まっていた金額を受け取れる。

融資金額の最大金額

融資金額は、クラウドファンディングで達成した支援相当額と同額、もしくは100万円のいずれか低い方となっています。

例えば200万円の支援金額が集まり、その後CAMPFIREレンディングで融資を受けたい場合、審査内容にもよりますが、200万円の融資を受けれる可能性があります。

金利などの条件は?

金利や返済方式といった条件は以下のとおりです。

  • 金利:年8.00%〜年15.00% (審査内容により決定)
  • 返済方式:一括返済、元利均等返済
  • 返済期間:1ヶ月〜3ヶ月
  • 返済回数:1回〜3回
  • 担保:無し

まとめ

2011年のリリースから購入型クラウドファンディングとして展開してきたCAMPFIREでしたが、融資型ないし事業投資型といったより金融分野に近いところに進出してきました。

Fintechといったトレンドもそうですが、クラウドファンディングの枠組みを超えた次の新しい形を見せてくれるかもしれません。


参考ページ一覧
プレスリリース:株式会社CAMPFIREが、融資サービス「CAMPFIRE レンディング」開始。 日本初となる「クラウドファンディングの支援者評価」による与信モデルを実装

CAMPFIREが融資(レンディング)事業を開始。日本初の支援者による評価が軸となる融資を実現