リクルートが貸金業を取得。クラウドファンディング業界にも参入か?

リクルートが貸金業を取得。クラウドファンディング業界にも参入か?

リクルートが貸金業を取得し、じゃらんnetに参画している宿泊施設の事業主を対象にしたオンライン完結型融資事業を本格的にスタートしたので、関連情報をまとめました。

2016年8月には融資事業への参入を表明

株式会社リクルートホールディングスは、完全子会社として株式会社リクルートファイナンスパートナーズを2016年7月に設立し、3年間は検証期間として中小企業向けの融資事業をスタートさせています。

株式会社リクルートファイナンスパートナーズは2016年9月29日に貸金業を取得しました。(日本貸金業協会の会員番号は第31621号)

この事業では、リクルートが保有するトランザクションデータ、またそれ以外のさまざまなデータを用いた融資事業のサービスプラットフォームを作るようです。※1

「じゃらんnet」に参画している宿泊施設の事業主が対象に

リクルートが保有するトランザクションデータはさまざまあると考えられますが、最初にスタートするのは「じゃらんnet」に参画している宿泊施設の事業主を対象とした融資です。

宿泊施設の予約状況といったデータがあることから、閑散期での資金需要をターゲットにしていると考えられるでしょう。

経営支援サービス「Partners」

リクルートが貸金業を取得。クラウドファンディング業界にも参入か?
また融資事業は、経営サービス「Partners」の中の1つの事業となっています。「Partners」は中小企業の経営者向けに、経営に必要な資源・情報に関するさまざまなサービス・ソリューションの提供を目指すリクルートの新しいブランド名です。

経営層向け総合情報提供サービス「Partnersクラブ」、そしてオンライン融資サービスの「Partnersローン」など今後さまざまな展開を予定しています。※2

元サッカー日本代表の中田英寿氏も参画

引用元:Revalue Nippon

元サッカー日本代表の中田英寿氏は「Revalue Nippon」のWebメディアや株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYを設立し、日本全国のさまざまな魅力を国内外へ伝える活動をしており、2017年8月「Patnersクラブ」のクリエイティブディレクターとして就任しました。※3

購入型クラウドファンディング「Readyfor」との提携が?

リクルートは2017年6月に購入型クラウドファンディングのReadyforと協業検討を開始。「Partnersクラウドファンディング powered by Readyfor」(仮称)を立ち上げました。※4

Partnersクラブ会員が相談できるようになっており、Readyforでは通常12%の手数料がかかるところが10%で利用できます。(別途決済手数料5%がかかる)

成長を、ともに。リクルートの経営支援サービス「パートナーズクラウドファンディング」ページです。露天風呂付きの客室、天...

まとめ

厳密には融資型クラウドファンディングと違い、トランザクションレンディングという融資サービスのスタートとなります。

ただ3年間で融資事業を検証するといったことから、もしこの融資サービスが順調に成長して行った場合は、融資型、事業投資型クラウドファンディングへの参入ももしかしたらあるかもしれません。


参考ページ一覧
※1:新たな事業の開始に関するお知らせ
※2:リクルートより、中小企業者・小規模事業者の経営支援に特化した『Partners』ブランドが誕生。第1弾として、経営情報の提供を行う『Partnersクラブ』とオンライン融資『Partnersローン』を宿泊施設に限定して先行スタート
※3:リクルートファイナンスパートナーズが運営する中小企業者・小規模事業者向け情報提供サービス『パートナーズクラブ』のクリエイティブディレクターに、中田英寿氏が就任
※4:「Readyfor」がリクルートと協業検討開始に関する基本合意書を締結。宿泊施設を対象にしたクラウドファンディングの利用促進を目指す。

リクルートが貸金業を取得。クラウドファンディング業界にも参入か?

ABOUTこの記事をかいた人

マサヤ

1992年秋田県能代市生まれ。
大学時代にオンライン動画学習サービスと出会ってから、Web関連の勉強を始める。
研究テーマのクラウドファンディングがキッカケとなり、 大手購入型クラウドファンディングサイトを運営する企業でマーケティング担当を務める。
その他に多数のベンチャー企業での経験を経て、クラウドポートにジョイン。
メディア運営からWebマーケティング、その他には金融全般、クラウドファンディングなど。