現在さまざまな乗り物が進化を遂げており、実用化に向けて開発が進んでいます。そんな中で、注目しておきたい乗り物をまとめて紹介します。
空飛ぶ自動車
自動車がついに空を飛ぶようになります。オランダのPAL-Vが開発した陸空対応の車両の販売開始が2017年2月に発表されました。Liberty PioneerとLiberty Sportの2種類が販売され、限定数の生産となるようです。
空飛ぶ有人ドローン
ドローンといえばラジコンのように小型なイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、ついに大型化して、ドローンでの有人飛行が可能になります。
中国のEHANGが開発しているEHang 184が2016年に公開され、2017年の夏にドバイでテスト飛行が予定されています。
空飛ぶタクシー
タクシーと言えば、地面を走るというイメージですが、ついに空飛ぶタクシーに乗ることになりそうです。Uberが進めている「Uber Elevate」の基本構想によれば、VTOLと呼ばれる小型電動飛行機で空の交通ネットワークを構築するようです。
またドイツのVolocopterが開発しているVOLOCOPTER 2Xは、空飛ぶ電気タクシーでオートパイロット機能となっています。
その他にも世界の国々や企業の動きを見ると、ドバイ、シンガポールといった地域で空飛ぶタクシーの実証実験が進んでいます。空を使った移動手段はまだまだ可能性がありそうです。
電気トラック
トラックといえば、軽油 or ガソリンで動くものですが、自動車同様にEV化(電気自動車)の波が来ています。しかし、ただのEV化ではなく、貨物列車のように架線を使ったトラックが開発されているようです。
ドイツのSiemensは、ドイツの一部でe-ハイウェイと呼ばれる道路上に架線を引くことで、トラックに電力を供給する仕組みを2018年末までに作るようです。
超軽量電動飛行機!
空の乗り物といえば飛行機ですが、Kitty Hawkが軽量の電動飛行機を開発しています。
現在は水上でしか飛行することはできませんが、最初の第一歩として2017年内の販売を目指しているようです。
Kitty HawkにはGoogleの共同創業者Larry Pag氏が出資してます。Kitty Hawk CEOのSebastian Thrun氏はGoogleの自動運転車開発部門の元トップだったようです。
またSebastian Thrun氏が現状について、インタビューで語られています。
空飛ぶ車で通勤する日-キティホークのスランCEOが未来を構想https://t.co/A3dHdJ8MYB pic.twitter.com/chVBI1C1fv
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年8月22日
地面を浮遊して進むホバーボード
トヨタ自動車の高級ブランドレクサスが2015年に公開したCMで、ホバーボードが登場し、一時話題になりました。
これは磁石のレール上でしか浮遊できない仕組みでしたが、ARCAが開発したArcaBoardは、高出力のElectric Ducted Fans(EDF)によって浮遊移動することを可能にしているようです。
まとめ
さまざまな未来の乗り物を紹介しましたが、私自身まとめていてよくわからない部分が多くありました。自動車、トラック、ドローン、飛行機などの定義が曖昧になっているのでしょうか。まだまだ勉強不足の分野ではありますが、こうした乗り物が普及する未来を想像すると凄いワクワクしますね!