「起業」で地方創生に挑戦する、最近超激アツな10の地域を紹介!

いま地方創生でさまざまな地域の話題が各メディアで掲載されています。

その中で、最近これはアツいぞ!と印象に残った地域を紹介します!

目次

全国起業率ランキングTOP3(2013年度データ)

まずは全国の起業率ランキングを見てみると、

1位:沖縄県……7.61%

2位:宮城県……6.12%

3位:福岡県……5.91%

(全国平均起業率……4.81%)

となっており、たしかによくこの地域の話題は多いなという印象を持っています。

出典元:地方からの逆襲!47都道府県起業率ランキング | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

※調査データは2013年度のものが使用されています。算出方法は出典元よりご確認ください。

※起業率=開業率(Forbes JAPANの記事より引用しているため、起業率としております)

21大都市の開業率TOP3(2014年度データ)

都道府県単位ではなく、大都市で比較したデータもあります。

1位:福岡市……7.0%

2位:さいたま市……6.2%

3位:相模原市、千葉市、名古屋市……6.0%

出典元:福岡アジア都市研究所「Fukuoka Growth July/2015」、P.1

※詳細データは、出典元よりご確認ください。

※21大都市=東京23区+政令指定都市(50万人以上の市)

宮城県:「cocolin」

全国でも開業率が高い宮城県。

その玄関口の仙台駅から徒歩で12分ほどの場所にあるのは、東北最大級のコワーキングスペース「cocolin」

仙台のコワーキングスペース&シェアオフィスcocolin(ココリン)
cocolinは仙台市若林区にあるコワーキングスペースです。 仙台駅から徒歩10分、地下鉄五橋駅から徒歩1分の好立地と、法人登記ができるコワーキングスペースとして格安の料金設定が魅力。月額10,800円からあなただけのオフィスをもつことができます。

一般社団法人MAKOTOが運営しており、「つながる、linkする、cocoで成長する」を合言葉に、宮城県ひいては東北の起業家の集まる場所として、盛り上がっています!

参考記事:東北最大級のコワーキングスペース「cocolin」:被災地で立ち上がる起業家や経営者が集い、志をLinkしていくための空間 | アットカフェ

丸森町:「MARUMORI CULASTA」

人口15,501人(2010年)ほどの小さな町から起業家を育て、世界に通用する事業を創造するプロジェクトが始まりました!

丸森CULASTA|宮城県丸森町から起業家を育てるプロジェクト
宮城県伊具郡丸森町のCULASTA(クラスタ)プロジェクトサイトです。地域の価値を磨き、伝え、自分たちで新しい価値を創造しよう。あの震災を経験した「東北」だからこそ、できることがあるはずだ。ワクワクする明日を創ろう。世界をよりよく変えていこう。この丸森から。

なにか面白いことが続々と始まりそうな予感がしますね!

福岡県:「スタートアップカフェ」

2014年10月に開設された「福岡市スタートアップカフェ」

起業家支援の場所として、無料wifiや電源はもちろん、コンシェルジュが常駐し、無料でアドバイズを受けることができます!

福岡市スタートアップカフェ・Fukuoka City Startup Cafe
福岡市スタートアップカフェは、創業を志す方をサポートするため、起業の準備や相談ができる空間です。福岡市ならではのスタートアップエコシステム(支援体制などの生態系)を構築するため、多種多様な人たちが集い、新しい価値を生みだすプラットフォームになることを目標としています。

参考記事:福岡市の「スタートアップカフェ」開設半年、世界的ベンチャー育成へ着々 | 東京IT新聞

国家戦略特区:「グローバル創業・雇用創出特区」

福岡市は国家戦略特区の1つに指定されており、目標として2018(平成30)年までに開業率”13%”を掲げています。

今後の福岡市の取り組みには、注目ですね!

参考記事:「グローバル創業都市・福岡」ビジョンについて

参考記事:高島市長が語るスタートアップ都市福岡の戦略 | Biz/Zine

最近激アツな地域をまとめてみました!

上記の地域以外にも、最近話題になっている地域があります!

これは知らなかった!という地域は、ぜひリンク先などから確認してみてください!

秋田県:「ドチャベン」

2015年7月7日のオリエンテーションを皮切りに始まった、「ドチャベン・アクセラレーター」

Spontaneous Entrepreneurship|野生的起業論|ドチャベン2019 秋田県
秋田発の起業支援プログラム、DOCHABEN2019。「野生的起業論(Spontaneous Entrepreneurship)」をテーマに、東洋の高質な田舎からこそ体現できる新たな事業創造スタイルを実践していきます。

土着ベンチャー=”ドチャベン”を創出していくムーブメントがここから始まりました!

この取り組みの凄いところは、総勢16名のメンター・講師陣です。

株式会社西粟倉村・森の学校 牧 大介校長をはじめ、豪華な顔ぶれとなっています!秋田銀行、北都銀行といった地銀も入り、これほどのサポートを受けれるプログラムはそう全国でもあまり見ない取り組みです。

メンター&講師紹介 | 田舎発、事業創出プログラム【ドチャベン・アクセラレーター】

山形県:「日本西海岸計画」

なにやら庄内地方で「日本西海岸計画」というものが、進行中らしい!?

facebookページ:https://www.facebook.com/jwcmp

”日本版シリコンビーチ”を創ろうという取り組みが、日本海の庄内地方から始まろうとしています!

参考記事:庄内地方が日本版シリコンバレーに!?酒田市を拠点に『日本西海岸計画』が進行中! | ヤマガタ未来Lab.

東北公益文科大学:「UNDERBAR」

2015年9月8日にグランドオープンを迎えた、東北公益文科大学内にあるコワーキングスペース「UNDERBAR(アンダーバー)」

facebookページ:https://www.facebook.com/co.underbar/

庄内地方初のコワーキングスペースで、利用料金がなんと学生”月額500円”!

学生でも手が届く料金で、若者の挑戦の場所として、継続してほしい取り組みです!

参考記事:コワーキングスペース 公益研修セにグランドオープン – 全国郷土紙連合

移住体験ゲストハウス:「ショウナイベース」

「西日本海岸計画」の取り組みの1つとして、空き家をリノベーションし、ゲストハウスとなった「ショウナイベース」

ショートホームステイプログラム「ABEBA(あべば)」(酒田市への短期移住体験)に参加することで、この「ショウナイベース」に宿泊することができます。

※プログラム期間外での利用も可能。随時お問い合わせ。

SHORT STAY PROGRAM-en
山形県酒田市に移住(U・Iターン)するならainak(アイナック)へ。酒田市短期移住プログラム「ABEBA(あべば)」及び、ゲストハウス「ショウナイベース」をご利用ください。

福島県:「福活ファンド」

日本初の再チャレンジに特化したファンド「福活ファンド」

復活ファンド投資事業有限責任組合|日本初、再チャレンジに特化した投資ファンド
復活ファンド投資事業有限責任組合|日本初、再チャレンジに特化した投資ファンド

応募条件は、倒産の経験等といった経営者が対象で、まさに再チャレンジを応援するファンドとなっています!

一度失敗すると、なかなか次のチャレンジをしづらい雰囲気がありますが、何度でもチャレンジできる環境が福島県にできるかもしれません!

参考記事:「福島限定」再起業支援 国内初のファンド設立 | 河北新報オンラインニュース

小田原・箱根:「第3新創業市」

都会でも地方でもない第3の創業スタイルとして、小田原・箱根は確かに好立地です。

東京都内まで電車で29分、海・山・川・温泉といった自然の豊かさ、全国でも有数の観光地!

大都市圏周辺の地域で、こうした取り組みはさらに広がるかもしれません!

第3新創業市
11月30日『みんなのビジネススクール』を開催しました。この日の講師はgreenz.jp ビジネスアドバイザーの小野裕之さんと株式会社旧三福不動産 共同代表の山居是文さんのおふたり。最終回となる今回は、今まで行ってきたようなポイントを絞った内容ではなく、「ローカル起業を成功させる心構え」をテーマにビジネスのことやご自身の経験談など幅広いお話が聴けた回でした。(レポート:第3新創業市 学生インターン 杉山華菜子) 前半は小野さんご自身の起業をする際のエピソードやビジネスに向き合うマインド、ローカル起業の事例などをお話しいただきました。 《 小野裕之さん:greenz.jp ビジネスアドバイザー 》 1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズの経営を6年務めた後、同法人のソーシャルデザインやまちづくりに関わる事業開発・再生のプロデュース機能をO&G合同会社として分社化、代表に就任。greenz.jpビジネスアドバイザー。 ジュエリーブランドSIRI SIRI共同代表。おむすびスタンド ANDON共同代表。まちづくり会社 散歩社 共同代表。 特にビジネスをする上でのアドバイスをたくさん教えていただきました。その中でとても印象に残った2つを紹介します。 ⚫︎強みと弱み ビジネスやプライベートにおいて、人間は誰にも強みと弱みがありますよね。そして弱みを改善しようとする傾向にあると思います。しかし小野さんはビジネスにおいては、弱みを克服するのではなく、強みに集中できる環境を整えるべきだと仰っていました。その環境はひとりではなく、誰かと一緒にビジネスをすることで整えられるのだそう。またこれを実行するためには、まず自分の強みが何であるのかを理解すること。次に自分の弱みである部分を強みとして持っている共同経営者を探したり、社外に頼るという方法も視野にいれることが大切であるそうです。例えば、お金を稼ぐということが自分の弱みであれば、そこが強みのひとを見つけて一緒に起業するなんてことも。みんなのビジネススクールのこれまでの講座でも、不得意なことは誰かに頼るのも一つの手段だと教えていただきましたね。 ⚫︎ビジョンとお金

参考記事:小田原・箱根、起業の街に「創業塾」など官民プロジェクト始動:日本経済新聞

山口県:「投資型クラウドファンディング」

日本初の”産・学・金・官・伝”が連携した、投資型クラウドファンディングをスタートした山口県。

いま地域系のクラウドファンディングも盛り上がってはいますが、ここまで連携した取り組みはありません。

運営会社の熱意が伝わる取り組みです!

クラウドファンディング 開花-KAIKA-
投資型クラウドファンディング「KAIKA」は、山口を中心に広島・福岡の若者や女性をはじめとする地域を活性化するビジネスの創出や新商品開発・新店舗展開をみんなで資金を出し合い、支えるインターネット投資の仕組みです。

参考記事:「求む、小口ネット投資」 山口銀などクラウドファンディング:日本経済新聞

高知県:「EdgeCamp」

高知市土佐山という人口約970人の中山間地域から、新しいモデルを生み出すプロジェクト。

拠点のシェアハウスは、なんと”6ヶ月無料”で使えます!また講師・メンターも、ナリワイ代表の伊藤洋志さんをはじめ素晴らしい顔ぶれです!

EdgeCamp 2016 | 過疎地域特化型・起業家養成プログラム
変化はいつも端から起きる。世界に先んじて人口減少期に突入した日本。その中でも加速度的に人口減少が進む中山間や離島などの過疎地域から、新たな事業や仕事を生み出していくための「過疎地域特化型・起業家養成プログラム」です。6ヶ月間・参加者・メンター・地域コーディネーター・協力企業が手を取り合い、課題先進地域であり典型的な中山間地域の土佐山をフィールドに、新たなモデルを生み出すことに挑戦します。

宮崎県:「宮崎スタートアップバレー」

2015年5月に設立された「宮崎スタートアップバレー」

「チャンレンジしやすい文化を創る」をミッションに、2020年までに100人のチャレンジャーの輩出を掲げています!

また定期イベントやクラウドファンディング、創設メンバーのメンタリングといった支援も宮崎県をますます盛り上げていく注目の取り組みです!

参考記事:マチノコト 宮崎に起業家を⽣み出す土壌を作り出すーー「宮崎スタートアップバレー」が始動

福井県:「移住・定住」

起業とは違う取り組みですが、地方創生の取り組みとして、地方への「移住・定住」の話題も多くあります。

その中で、福井県の2つのプロジェクトが面白そうだということで、紹介します!

鯖江市体験移住事業 ゆるい移住
あの福井県鯖江市に、最大半年間【家賃無料】で移住してみる

 

選択肢の1つということ

もちろん「起業」という選択肢もありますが、

「新しいアイデアを思い付いたから起業するぞ!」というポジティヴな場合だけでなく、ある都市の失業率が高かったり、不安定な求人やブラックな求人しかなかったり、経営者と従業員(被雇用者)の格差が非常に大きかったりするような場合でも、起業志向が増え、「開業率」も高まるのではないでしょうか。

引用元:【施 光恒】「起業バンザイ!」のウラにあるもの | 三橋貴明の「新」日本経済新聞

といったことも、気を付けなければなりません。

これから新しい取り組みを始めていく地域や起業家も、さらにどんどん出てきてほしいですが、”バブル”にならないよう、より充実したサポート体制が築くことが必要になっています。

紹介した取り組みも参考にしながら、これからの地域を考えていきたいですね!

ABOUTこの記事をかいた人

マサヤ

1992年生まれ、能代市出身。秋田県立大学 経営システム工学科卒、同大学院 経営システム工学専攻 中退。
2016年に同大学院を休学し、上京。複数のIT系スタートアップ企業でのインターンを経て、株式会社CAMPFIREでマーケティング担当を務める。
その後、ファンズ株式会社に入社。貸付ファンドのオンライマーケット「Funds」のマーケティングに従事。
2018年7月には「ame project」を開始。東京圏で秋田の若い世代をつなげるネットワークづくりに奔走中。